琢磨日本GPへ意欲「ベストの成績残す」

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 F1の佐藤琢磨(28=BARホンダ)が3日、日本GP(9日決勝=三重・鈴鹿サーキット)を前に都内で会見。「厳しいシーズンですが、母国でベストの成績を残したい」と語った。今年は8位入賞したハンガリーGPの1得点のみ。チームはバトン、バリチェロの起用を決め佐藤の来季シートは未定。すっきりしない状況だが、昨年4位に入った得意の鈴鹿で上位に食い込み、少しでも健在ぶりを示したいところだ。



 前戦のブラジルGP(10位)では鈴鹿用に開発されたエンジンを前倒しで使用し、新しい空力パーツも投入する。また今年は英国からモナコに移住、交際中の女性の妊娠も発表するなどプライベートは充実している。あとは鈴鹿、最終戦の中国GP(16日決勝)で来季につながる成績を残すだけだ。




佐藤琢磨にとって鈴鹿は験のいいコース。2002年ジョーダン・ホンダで参戦した鈴鹿のレースは予選7位決勝5位という彼にとってF1参戦初入賞を記録した。2003年BARホンダのテストドライバーだったが急遽スポット参戦となった鈴鹿で予選13位決勝は6位入賞と健在ぶりをアピール。2004年BARホンダでフルタイム参戦、鈴鹿では予選4位決勝4位と好成績でフィニッシュをした。今年はチームも琢磨も不運というか不調続きで今ひとつな状況なのだがここは是非来年に繋がる走りを鈴鹿で披露してもらいたいものではある。