あれから25年か・・・

ジョン・レノンが射殺されてから今年の12月8日でもう25年も経つんですね。
当時、子供心ながらもの凄く悲しかった覚えがあります。
やりきれない思いというかなんで殺られなくちゃならなかったのか、とか。
マーク・チャップマンはまだ服役してたんですね。
もっとも世間に出て来た所でファンや一般の人に殺されちゃうだけだから
一生刑務所に入っていた方がまだマシって所かも知れませんね・・・。


CNN.co.jp : レノンさん殺害犯、「やるしかなかった」 - エンタテインメント

(CNN) 1980年12月8日に元ビートルズジョン・レノンさんを殺害したマーク・チャップマン服役囚(50)は、「何も自分を止められなかった。やるしかなかった」などと話していた。同服役囚の肉声テープは、レノンさん没後25年の特集番組の一部として、18日夜のNBC番組「デートライン」で放送される。


NBCによると、番組が放送するチャップマン服役囚の肉声テープは、作家ジャック・ジョーンズさんが91〜92年にかけて、ニューヨークのアティカ刑務所で同服役囚を取材し、録音したもの。テープの内容は本として出版されたが、実際の音声がまとまった形で放送されるのは初めてという。


録音テープの中で、同服役囚は自分がレノンさんを殺さなくてはならないという衝動に「完全に突き動かされていた」「暴走列車みたいなもので、止めようがなかった」などと話している。


服役囚はレノンさんについて「なんていうか、世界そのものを手に入れて鎖にぶら下げているような、そんな成功を収めた男がいるのに、自分はその鎖の一部にさえなれない。なんの人格もないような人間だと思った。そう思ったとき、ぼくの中で何かが壊れてしまった」と話した。


殺害を思いついた時のことについては、「ハワイの自宅でじゅうたんの上にあぐらをかいて座っていた。サージェント・ペパーのアルバムを開いたのを覚えてる。あと(JDサリンジャーの小説)『ライ麦畑でつかまえて』もすごく目立っていた。『殺したらどうなる?』と自分の中で考えてみたのを覚えている。それで、ジョン・レノンを殺すことで自分のアイデンティティーを見つけられるかもしれないと思ったんだ」とチャップマン服役囚は話していた。


取材テープでチャップマン服役囚は殺害に至る当日の現場の様子や心境を詳しく語り、レノンさんの当時の最新アルバム「ダブル・ファンタジー」を持っていったのは、レノンさん自宅の高級マンション「ダコタ・ハウス」前に長く立っているため、ファンに見せかけるための策略だったなどと話している。


殺害の瞬間については、レノンさんのリムジンが「ダコタ・ハウス」に近づいてきた時、「頭の中で『やれ、やれ、やれ』と声がした。彼が僕の前を通り過ぎたと同時に、僕は銃を取り出して、背中にねらいをつけて、ひきがねを立て続けに5回引いた」と話している。


チャップマン服役囚は実刑20年から終身の刑期で収監されており、これまでに繰り返し仮釈放を申請しているが却下されている。来年に再び仮釈放を申請する見通し。