アナログ放送終了を、もっとアピールせよ

アナログテレビに放送終了告知シール

 これは総務省が全国の家電販売店に協力を呼びかけて実施するもので、22日から店頭のアナログテレビに「アナログ放送が2011年に終了する」ことを告知するシールを順次貼り付けます。

 来年6月からはメーカーの出荷段階で同様のシールを貼る予定です。

 地上波のテレビ放送は2011年7月24日にアナログからデジタルに完全に移行することが国の方針で決まっており、それ以降はアナログテレビに専用チューナーを取り付けるか、デジタルテレビに買い換える必要があります。

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参考:総務省とD-PAが地上アナログ放送終了の周知キャンペーンを開始

そんなにアナログ放送終了をアピールしたいのなら今すぐそのアナログテレビの側にでもデジタルチューナーなりなんなりを置いて積極的に販売すべし。そしてアナログ終了をもっと声高々にアピールすべき。極端に言えばアナログテレビなんて今すぐにでも生産を終了すべきだ。そうでないといつまでたってもなかなかデジタルに移行出来ないというユーザーも多いのでないかと思いますが。

 今回のキャンペーンは,総務省が2005年3月に実施した「地上デジタルテレビジョン放送に関する浸透度調査」で,2011年に地上アナログ放送が終了することを知っているとの回答が,わずか9.2%にとどまったことを受けたもの。総務省情報通信政策局地上放送課の安藤英作課長は,「地上デジタル放送の開始はこれまでのキャンペーンなどで周知できた。今後はアナログ放送の終了を消費者にきちんと伝える責任がある」と語った。

9割はアナログ放送終了を知らないってことだからね。こんなのんびりしているヒマは無いと思うのですけどね。悠長すぎるよ。

そして折角デジタルに移行したのにうちの様な田舎じゃ上手く映りませーん、ってな事が無い様に今すぐにでも整備すべし。ていうかホントにアナログ放送を終了する事なんて可能なんでしょうか。あと6年しか無いんですが。

あと、6年。

当分の間デジタルとアナログ、並行して行きそうな気がしますけどね。そしてデジタルに移行してもその肝心のコンテンツそのものが用意出来ないとなると今度はテレビそのものが危なくなると思いますけれど。