国勢調査員装い書類詐取

国勢調査員装い書類詐取



 全国で一斉に始まった国勢調査で、調査員を装った男が調査票をだまし取る事件が、愛知県で未遂を含め四件発生していることが二日、分かった。調査票には家族構成や仕事の内容などが記入されており、県警は個人情報を狙った疑いもあるとみて捜査している。



 同県統計課などによると、一日午前十一時ごろ、名古屋市名東区の七十代の夫婦宅を「調査員」と名乗る五十歳ぐらいの男が訪問。妻が記入済みの調査票を渡した。約四十分後に正規の調査員が回収に来たため偽者であることが発覚。県警が詐欺容疑で捜査している。



 同県日進市でも九月三十日、調査員をかたる男が民家を訪れ、調査票をだまし取った。名古屋市中区と港区の民家でも一日、同様に男が現れたが、調査票が未記入だったことなどから、いずれも未遂に終わった。



 同課は「回収に来た調査員の身分証を必ず確認してほしい」と呼び掛けている。




この時期になると必ずこの手のが現れるのでどうかご注意ください。また調査員の身分証も偽造出来る、という事も頭に入れておいた方がいいかも。そのモノじゃなくてもそれっぽく作ってあれば簡単に信用させる事が出来る、ってこと。あと基本的に調査票を配った人がその調査票を回収する事が多いので(もっともそれがその地区の国勢調査員その人自身、ってことなんでしょうが)そういう点も注意した方がいいでしょうね。