F1第8戦カナダグランプリ決勝まとめ

例年サバイバルレースが展開される事で有名なF1カナダグランプリ、ジル・ビルヌーブ・サーキット。今年もその例に漏れずサバイバル戦となった様だ。



序盤こそわりと大きな動きもなく淡々としたレース運びとなる感じもしたのだが中盤以降トップ・グループが相次いでリタイア。本当に今年のF1は最後になるまで何が起きるかまるで予想がつかない、最後まで目が離せないレース展開が続いている。個人的に惜しかったと思ったのが終盤3位を走っていたバトンの最終シケインでのクラッシュ。あそこはカナダグランプリの鬼門となっている場所で幾多のドライバーが餌食となっている場所だ。そしてモントーヤの黒旗失格。これはバトンのクラッシュでセーフティーカーランとなっていたときの出来事でピットインしていたモントーヤがピットアウトの際、ピットレーン出口の赤信号を無視したことによるもの。これは正直もったいなかった。どちらにせよ順位を下げていたので仕方なかったって感じでしょうが。トゥルーリのブレーキトラブルによるリタイアも、終盤良い位置に付けていただけに惜しかったです。

優勝は今季3勝目のライコネン。例によってシャンパンをガブ飲みする(^-^)2位にシューマッハ、3位に最下位スタートでしぶとく上がって来たバリチェロ佐藤琢磨は序盤ピットイン、そのままリタイアと思われたが後に復帰、最終的にブレーキトラブルでスピン、リタイアをしてしまう。



1 キミ・ライコネン マクラーレンメルセデス 70 MI

2 ミハエル・シューマッハー フェラーリ 70 BS

3 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 70 BS

4 フェリペ・マッサ ザウバーペトロナス 70 MI

5 マーク・ウェーバー ウイリアムズ・BMW 70 MI

6 ラルフ・シューマッハー トヨタ 69 MI

7 デイビッド・クルサード レッドブルコスワース 69 MI

8 クリスチャン・クリエン レッドブルコスワース 69 MI

9 ジャック・ビルヌーブ ザウバーペトロナス 69 MI

10 ティアゴ・モンテイロ ジョーダン・トヨタ 67 BS

11 クリスチャン・アルバース ミナルディコスワース 67 BS



(以下リタイア)

ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 62 MI

ファン-パブロ・モントーヤ マクラーレンメルセデス 52 MI

ジェンソン・バトン BARホンダ 46 MI

ニック・ハイドフェルド ウイリアムズ・BMW 43 MI

佐藤琢磨 BARホンダ 40 MI

パトリック・フリーザッハー ミナルディコスワース 39 BS

フェルナンド・アロンソ ルノー 38 MI

ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 32 MI

ナレイン・カーティケヤン ジョーダン・トヨタ 24 BS



それにしても相変わらずフジテレビF1中継はCMが多すぎる。またそのCMの入れ方が微妙。おかげでCM中にリタイアとか順位とかが変わってしまったり、何が起きたのか良く解んなくなってしまう事がしばしば。そういう事結構あるよなぁ・・・。