吾妻ひでお

そう、最近名前聞かないなー、自分がマンガ読んでない所為もあるが、いやー懐かしいなぁー昔いろんな意味でお世話になったなぁ久しぶりに読んでみようかなぁー、と思っていた矢先にこのような形で再会・・・昨日の記事ですが、
吾妻ひでお氏ら作品に大賞 日本漫画家協会賞
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=home&NWID=2005051101005372

 第34回日本漫画家協会賞が11日、決まった。大賞は「私の八月十五日の会」(代表森田拳次氏)の「私の八月十五日」(A・セーリング刊)と、吾妻ひでお氏の「失踪日記」(イーストプレス刊)。賞金は各50万円。贈呈式は6月17日、東京都千代田区の赤坂プリンスホテルで。
 特別賞は大坂ときを氏の「まんがマン復刻版」と、一峰大二氏の「画業半世紀一峰大二大全集」、平野勲氏の「漫画で描く日本の祭り」。賞金各20万円。
 文部科学大臣賞は藤子不二雄☆氏の全作品。
 (注)☆=○の中にA

失踪日記

失踪日記

失踪日記」これねー・・・まさにアレですわ。吾妻先生を保護した吾妻ファンの警察官じゃないけれど「先生ほどの人がなぜ?」って思うよ。ギャグ漫画家としての苦悩や元来からのお酒好きが嵩じた結果そこから逃げてしまいホームレスまで転落してしまうというその過程が吾妻先生らしくシニカルに淡々と描かれていて正に笑いと涙なくしては読めない、という作品になっている。しかしこのような作品でこの時代に再会する事となろうとは思っていなかった。所謂ちょっとスケベェな感じのギャグ作品から不条理なSFまで、しかしその独特のヌルッとした絵柄で表現される美少女たちが乱舞するあじまワールドに心底ハマッた時期があったのだが、正にその頃の記憶を蘇らせるに十分な作品だった。公式を見てみると(このホームページは吾妻先生の娘さんが作ったモノらしいですね)細々ながら色々やっている様なので探してまた読んで見よう。
吾妻ひでお公式HP