1月12日の全国の小川さんへ。

全国の小川さん“親戚”応援団になって…長野・小川村 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 過疎に悩む長野県小川村は、同姓のよしみで村を応援してくれる「全国の小川さん」を募集している。


 会員には「親戚(しんせき)証」を発行し、農産物の産地直売や村の施設利用などで割引サービスを行う一方、地域おこしの相談役として力を貸してもらう。

 小川村は、長野五輪の会場となった長野市と同県白馬村の中間に位置し、北アルプスの眺望と豊かな自然に恵まれた人口約3400人の村。しかし、人口の40%超が65歳以上の上、目立った産業がなく税収は年間約1億7000万円。歳入の半分以上を約20億円の地方交付税に依存している。

 村は、隣接2町村と合併協議を進めたが、住民投票を経て破談になった。そこで考えついたのが、村人口よりはるかに多い全国の「小川」姓の人に同じ名前の村があることを知ってもらい、村の存続に一役買ってもらうことだった。全国の名字をデータベース化している静岡大人文学部の城岡啓二教授によると、全国の電話帳に登録されている「小川」姓は9万6639人にのぼり、30番目に多いという。

 村は、担い手不足が進む祭りへの参加など、可能な範囲で村の運営を支えてもらうほか、会員との交流会なども開くことを検討しており、「気軽に村を訪れる人が増え、活性化につながることを期待したい」としている。問い合わせは、同村役場「小川さん係」(026・269・2323)へ。

(2006年1月12日3時3分 読売新聞)

・・・まこっちゃん・・・!!