F1第19戦中国グランプリ決勝まとめ

今年も長期に渡ったF1シーズンも19戦目の中国・上海サーキットにて今季の幕が閉じられる。

結論から言えばアロンソのポール・トゥ・ウイン。アロンソ以下が波乱含みの荒れたレース展開の中、序盤から2位以下を引き離し他車がクラッシュしようがセーフティカーが入ろうがなんだろうがトップを終始守ってゴール。アロンソらしい安定したレース運び。

ミハエル・シューマッハは上海サーキットとは相性が悪いのか?昨年はスピンするはパンクするわ接触するわでワールドチャンピオンらしくない走りでひとりムチャクチャやってしまってましたが、今年は今年でなんとスターティンググリッドに向かう途中でミナルディアルバース車と接触してしまう。車を左右に激しく振っている所へミナルディがぶつかってきたって感じでしょうがいずれにしてもらしくない。らしくないと言えばセーフティカーランの途中でも単独スピンして結局リタイヤしてしまうし、ミハエルどーしたって感じで、まるで気の抜けた走りをしていた今日のミハエル。来年は王者らしい走りをもう一度見せてくれ。

佐藤琢磨も17位スタートから思いっきりジャンプアップしていたのですがなんとフライング。ピットスルーペナルティを受けるが結局は35周目にスローダウン。BARホンダとしてのレースを無念のまま終えてしまう。

3位を走っていたフィジケラがペナルティのためピットスルー、トヨタラルフ・シューマッハが3位に上がって辛くも死守。レースは2位ライコネン、1位にアロンソが入り今シーズンはコンストラクター部門ルノーのものとなる。

ザウバーペトロナスBMWワークスへ、ジョーダン・トヨタがミッドランド・トヨタへ、そしてミナルディコスワースからレッドブルコスワースへと来年は大きくチームが様変わりする(加えて言うと、ウイリアムBMWコスワースエンジン使用に、BARホンダがホンダワークス)。来年の勢力図も果たして様変わりしてしまうのか、そして11番目のチームは、佐藤琢磨の来年は、いろんな面でもまだまだ目が離せないF1の世界。情報が入り次第このブログでも取り上げたいと思っています。

最後にひとこと。

縁石に落ちている排水溝のカバーには気を付けようね!!byモントーヤ

決勝結果
1. 5 F.アロンソ ルノー M 1h39'53"618 183.235 Km/h
2. 9 K.ライコネン マクラーレン メルセデス M + 0'04"015 183.112 Km/h
3. 17 R.シューマッハ トヨタ M + 0'25"376 182.462 Km/h
4. 6 G.フィジケラ ルノー M + 0'26"114 182.440 Km/h
5. 15 C.クリエン レッドブル コスワース M + 0'31"839 182.266 Km/h
6. 12 F.マッサ ザウバー ペトロナス M + 0'36"400 182.128 Km/h
7. 7 M.ウェバー ウィリアムズ BMW M + 0'36"842 182.115 Km/h
8. 3 J.バトン B・A・R Honda M + 0'41"249 181.982 Km/h
9. 14 D.クルサード レッドブル コスワース M + 0'44"247 181.892 Km/h
10. 11 J.ビルヌーブ ザウバー ペトロナス M + 0'59"977 181.419 Km/h
11. 18 T.モンテイロ ジョーダン トヨタ B + 1'24"648 180.683 Km/h
12. 2 R.バリチェロ フェラーリ B + 1'32"812 180.440 Km/h
13. 8 A.ピッツォニア ウィリアムズ BMW M 1 lap(s)
14. 20 R.ドーンボス ミナルディ コスワース B 1 lap(s)
15. 16 J.トゥルーリ トヨタ M 1 lap(s)
16. 21 C.アルバース ミナルディ コスワース B 5 lap(s)
17. 4 佐藤琢磨 B・A・R Honda M 22 lap(s)
18. 19 N.カーティケヤン ジョーダン トヨタ B 28 lap(s)
19. 10 J-P.モントーヤ マクラーレン メルセデス M 32 lap(s)
20. 1 M.シューマッハ フェラーリ B 34 lap(s)