BARホンダ、来年は純ワークス"HONDA"へ

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ホンダ、BARの株を100パーセント取得



 本田技研工業株式会社は本日、BARの株式すべてを取得することを発表した。これにより2006年からBARは、純ホンダチームとしてF1に参戦する。また来年からの新規参入を予定しているチームに対して、新しいV8エンジンを供給する準備があることも明らかにした。



 日本GPに向けての記者会見の席上でホンダは、「昨日、ホンダがBARの株式100パーセントを取得することで合意した」と発表。徐々にBARへの関与を強めてきたホンダだが、来年からは純ワークスチームとしてF1に参戦する。

 またこの発表に合わせて、現在どの自動車メーカーにも属していない11番手のチームが、来年からのF1参戦に向けて準備中であるとし、ホンダとしてエンジン供給の準備があることを明らかにした。この新チームについての詳細についてホンダがコメントすることはなかったが、新チームの参入については「バーニー・エクレストンも好意的」だという。

 ホンダエンジンを搭載する第2のチームが誕生すれば、現在レースドライバーとしてのシートを失っている佐藤琢磨が、そのチームに収まる可能性は大きい。




かつてワークス「ホンダ」としてF1に参戦していたのが1964年から1968年。撤退してから38年目の年に再びワークス「ホンダ」の名前がF1に戻ってきます。当然60年代の頃の本当に日本国内で何もかも賄っていた時代や(ドライバーは外人でしたが)、エンジンサプライヤーとして参加の80年代から90年代の強かった頃のホンダとは時代も何もかも違う。ただそこにその名前が存在するってだけで何となく自分としては気分が高揚してくるって感じなんですね。



気になるのが新規参入の11番目のチームなんですが、マクラーレンが関与していると言われていた「ドバイF1」でしょうか(実現しなかったらしいですが)。それとも芳賀美里さんの「ディレクシブ」関連なんでょしうか。動きが不透明すぎ・・・。



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