トヨタ・ホンダがF・ニッポン用エンジン供給

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 自動車レースで国内最高峰のフォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーションは25日、06年シーズンから、新たにトヨタとホンダの両メーカーが、フォーミュラ・ニッポン用のエンジンを製作・供給すると発表した。エンジン形式はV型8気筒で排気量は3000cc、550馬力程度になるという。今季まではホンダ系レース会社の無限が全チームに同一のエンジンを供給していたが、世界最高峰のF1でしのぎを削る大メーカーが直接参戦することで、競争の激化を狙う。



 使用する車両は全チーム同一だが、来年からは空力を見直した新型車に更新される。06年は富士スピードウェイ鈴鹿サーキットなど全9戦を予定している。




F1の現在のエンジンはV10・3000cc、そして来年からのF1エンジンはV8・2400cc。エンジンだけを見てみるとF1のほうがフォーミュラ・ニッポンよりも格下の様な印象を受けるのですが、来季F1で使用されるV8・2400ccのエンジンはリミッターが当然ないので回転数が20,000程度で700〜800馬力は越える仕様になるのでは。それに対してフォーミュラ・ニッポンに使用されるエンジンはV8・3000ccとはいうもののレヴリミッターで10,000回転550馬力に押さえられるので速度的や格付け的にはそう揺るがないかなって感じもします。フォーミュラ・ニッポン来季の新型シャーシにもよりますが、そこら辺どう作用してくるか期待がかかる所。



それよりもフォーミュラ・ニッポン、この閑散とした状況をまずどうにかしたい所ではあるが。スタンドに客がまばらなのはテレビ中継を見ていても判るし、参戦チームが少なすぎる、グリッド15台では淋しすぎる。そしてフジテレビの中継も夜中の2時や3時では誰も見ないのでは?まずそこの所からどうにかしたい所ではあるが。レースの方は非常に面白いのに、ちょっともったいない。