F1第14戦トルコグランプリ決勝まとめ
トルコはイスタンブール・パーク・サーキットで初開催となったF1トルコグランプリ。コース幅が広く高低差もあるため見た印象よりも豪快で比較的抜き差しのしやすいサーキットとなったようで概ねの印象は良い。気温30度、路面温度46度、湿度47%というコンディションでスタート。
スタート直後、ポールスタートのライコネンはフィジケラにトップを譲るも12コーナーで抜き返してトップに立つ。その後はアロンソとのファステストを塗り替える凄まじい走りを展開。終盤ライコネン、モントーヤとの1-2フィニッシュかと思われたが55周目にモンテイロに追突された影響でマシン異常を来したモントーヤが8コーナーでオーバーラン、アロンソに2番手を譲ってしまう。優勝は今季5勝目のライコネン。今季6勝を挙げているアロンソは2位、モントーヤが3位フィニッシュ。13位からスタートしたバトンは5位まで上昇してポイントゲット。
ウイリアムズBMWはウェバー、ハイドフェルト両ドライバーとも運が悪くご丁寧に右リアタイアを2回づつパンクさせる失態。さらにウェバーはミハエルとも接触をしている。ミハエルはその影響でリタイアかと思われたが予選順位を上げるためにマシンを修復してその後も周回を重ねた(合計32周でリタイヤ)。
佐藤琢磨は予選でのウェバーのアタック中の進路妨害をしたとして予選タイム抹消、最下位からのスタートとなった。レースはピットスタートを選択、給油してからのスタートが功を奏し琢磨らしい次々とオーバーテイクするキレた走りの琢磨が蘇った(国際映像ではなかなか映してもらえなかったのですが)。11台抜きを展開して最終的に9位。8位のクリエンに2.8秒差まで迫っていたが惜しくもポイントならず。この冷静な走りが毎レース出来ていれば・・・。
1. 9 K.ライコネン マクラーレン メルセデス M 1h24'34"454 219.726 Km/h
2. 5 F.アロンソ ルノー M + 0'18"609 218.924 Km/h
3. 10 J-P.モントーヤ マクラーレン メルセデス M + 0'19"635 218.880 Km/h
4. 6 G.フィジケラ ルノー M + 0'37"973 218.094 Km/h
5. 3 J.バトン B・A・R Honda M + 0'39"304 218.038 Km/h
6. 16 J.トゥルーリ トヨタ M + 0'55"420 217.353 Km/h
7. 14 D.クルサード レッドブル コスワース M + 1'09"296 216.766 Km/h
8. 15 C.クリエン レッドブル コスワース M + 1'11"622 216.668 Km/h
9. 4 佐藤琢磨 B・A・R Honda M + 1'49"987 215.065 Km/h
10. 2 R.バリチェロ フェラーリ B 1 lap(s)
11. 11 J.ビルヌーブ ザウバー ペトロナス M 1 lap(s)
12. 17 R.シューマッハ トヨタ M 1 lap(s)
13. 20 R.ドーンボス ミナルディ コスワース B 3 lap(s)
14. 19 N.カーティケヤン ジョーダン トヨタ B 3 lap(s)
15. 18 T.モンテイロ ジョーダン トヨタ B 3 lap(s)
16. 21 C.アルバース ミナルディ コスワース B 10 lap(s)
17. 1 M.シューマッハ フェラーリ B 26 lap(s)
18. 8 N.ハイドフェルド ウィリアムズ BMW M 29 lap(s)
19. 12 F.マッサ ザウバー ペトロナス M 30 lap(s)
20. 7 M.ウェバー ウィリアムズ BMW M 38 lap(s)