F1第4戦サンマリノグランプリ決勝
フェルナンド・アロンソ、今季3勝目。3連勝。ポールからスタートのライコネンは9周目にして早々のリタイヤ。なかなか上手くいかないモノです。そしてフェラーリ・シューマッハ、BARホンダの復活の狼煙を上げたレースとも言える今回のサンマリノグランプリ。
予選でのミスで13番手からのスタートとなったシューマッハは46周目ついに暫定でトップに立つがピットストップで48周目に2位に落ちる。しかしここから10周以上に渡って、代わってトップに立ったアロンソをシューマッハが延々と追いかけ回す事となるのだが,そのテールトゥノーズ状態のまま10周以上に渡ってトップを死守し続けたアロンソにとっても、お互い今シーズン最高のバトルを演じてくれたと言っても良いだろう。1979年フランスGPのアルヌーとビルヌーブの2位争いのバトルを思い出したと言ったら言い過ぎでしょうか(その時もルノーとフェラーリだったんですよね)。バリチェロはリタイヤしてしまったがシューマッハ、今回のペースでレースが進められるのなら予選順位が良かったら今回はもしかしたら、があったかと思うと残念でならない。そしてBARホンダ、バトンが今季初表彰台3位入賞、佐藤琢磨も今季初5位に入賞してBARホンダもようやくエンジンがかかって来たって感じでしょうか。
関係ないが地上波実況の笑い話。ライコネンがリタイヤしたあたりの実況、スタジオから永井大が「右京さん右京さ〜ん」って呼びかけてるのにシカトしてかまわずに実況続ける現地にはワロタ。恐らく回線が上手く繋がってなかっただけなのかもしれないがこれはこれで可愛そう、夜中に思わず大笑いしてしまったよ(^^;)
1 F・アロンソ ルノー M 1:27’41.921
2 M・シューマッハ フェラーリ B 0.215遅れ
3 J・バトン BAR・ホンダ M 10.481遅れ
4 A・ブルツ マクラーレン・メルセデス M 27.554遅れ
5 佐藤 琢磨 BAR・ホンダ M 34.783遅れ
6 J・ビルヌーブ ザウバー・ペトロナス M 1’04.442遅れ
7 J・トゥルーリ トヨタ M 1’10.258遅れ
8 N・ハイドフェルト ウィリアムズ・BMW M 1’11.282遅れ
9 M・ウェバー ウィリアムズ・BMW M 1’23.297遅れ
10 V・リウッツィ レッドブル・コスワース M 1’23.764遅れ
11 R・シューマッハ トヨタ M 1’35.841遅れ
12 F・マッサ ザウバー・ペトロナス M 1周遅れ
13 D・クルサード レッドブル・コスワース M 1周遅れ
14 N・カーティケヤン ジョーダン・トヨタ B 1周遅れ
15 T・モンテイロ ジョーダン・トヨタ B 2周遅れ
(以下リタイア)
C・アルバース ミナルディ・コスワース B 20周(メカニカル)
R・バリチェロ フェラーリ B 18周(メカニカル)
K・ライコネン マクラーレン・メルセデス M 9周(メカニカル)
P・フリーザッハー ミナルディ・コスワース B 8周(メカニカル)
G・フィジケラ ルノー M 5周(クラッシュ)
*R・シューマッハーは、44周のピットストップの際、N・ハイドフェルドとのアクシデントの原因を作ったとして、レースタイムに25秒加算のペナルティが課された為11位に降格。ハイドフェルトからリウッツィまで繰り上げ。