まぁ、よくあること

モーニング娘。およびハロー!プロジェクトっていうのはいつの頃からかそのメンバーの「脱退」が「卒業」という形で商売となる事が分かってからはそれがまるで年に一度(最近は二回とか)の恒例行事となって、我々ファンはその度にそれに翻弄され続けてきたわけだが、よくよく考えたら如何なる形にせよきちんとした形で「卒業」という形で花道が用意されているってことは在籍していたメンバーにとってもそのメンバーを応援してきたもの達にとっても実は幸せな事なのかもしれない。ただそれらのシステムにすっかり慣らされてしまった者たちに取っては今回矢口真里の一件の様な突発的とも言える「脱退」ということに慣れて無い所為もあってかその分反発も当然のごとく大きくなってしまうのは至極当たり前の事かもしれない。ただ相対的に見たらそういうなかば突発的なメンバーが「脱退」するだの、例えば「活動停止」だの「解散」だのそういう行為は表に出る出ないに関わらず年中行われている様なモノで。縁起の悪い話をして申し訳ないがその中にはメンバーの事故や病気等の「突然死」というのも含まれるという事も忘れてはならない。これは少々大袈裟かもしれないが、グループとして活動するってことはこういう事もあるってことを肝に銘じておかなくちゃいけないって事。会社にしたってそう。今まで会社の中心としてバリバリやって来た人が一身上の都合により突然「辞職」をして引き継ぎ等も無くいきなり居なくなってしまう様なモノで、その損害は計り知れないものがある。今回のまりっぺの件に関しては正にそれ。ただ娘。に関してはその直後に既に動いているハズだし、そしてそれらを取り巻くファンに関してはそれらにどう出来るだけ冷静に対処をしていくか、ファンとしての技量も試される事になる。まぁ今回のまりっぺの事に対して気持ちは分からなくは無いがもっと冷静にじっくり考えてあげてもいいとは思う。納得は未だにしてないが、納得しなくちゃな、って所はあるかも知れない。