F1第3戦バーレーングランプリまとめ

フェルナンド・アロンソ、ポール・トゥ・ウィン。素晴らしい。この他車を寄せ付けない走りは去年までのフェラーリもしくはベネトン時代のシューマッハを思い出させる走りだ。しかも安定して走れるマシンを得たためかその走りも力強さと安定感が増した様にも思う。解説の森脇氏もピットインの際アロンソのマシンのタイヤを見て余りの綺麗さに驚いていましたね。それだけマシンが安定して走れているのとミシュランタイヤ性能、そしてなによりもアロンソ自身のマンシを安定させて走らせられているかの良い証明だと思います。これでフィジケラのほうもポイントを安定して取れる様になれば今年は最強となれるだろう。
昨年まではなんだったのって感じのトヨタチーム。頂点までもう少しですね。でも2戦続けて両ドライバーがポイントを取れているのは心強い。それだけ車が安定して走れている証拠。
新車投入で予選2位からスタートのフェラーリ・シューマッハ。ギアトラブルで脱落するまでルノーを追いかけ回していたので速さはあるんでしょうがかろうじて完走したバリチェロ車が後半ペースがぐんと落ちたのはやはりブリヂストンタイヤの所為なのか。シューマッハも完走出来たとしても同様にタイヤが垂れペースが落ちてスローダウンしてたってこともあったかもしれません。
モントーヤの代役に起用されたデ・ラ・ロサ。去年の佐藤琢磨を見ているかのような素晴らしいバトルを見せてくれました。来年に繋がるかは判りませんが良いアピールとなったことでしょう。その終始デ・ラ・ロサに追いかけ回されていた佐藤琢磨。BARホンダがね。今回はともにメカニカルなトラブルで脱落しましたが、とりあえず昨年までの決定的な速さが全然足りません。
さて次戦からは怒濤のヨーロッパラウンドに突入。ここでフェラーリチームが浮上出来なければ今年はちょっとまずい事になるかもしれません。BARホンダの追い上げも始まると嬉しいのだが今年はどうも・・・。まだ3戦、されど3戦なんですが。
(決勝結果)
１　Ｆ・アロンソ　ルノー　Ｍ　1：29’18．531
２　Ｊ・トゥルーリ　トヨタ　Ｍ　13．409遅れ
３　Ｋ・ライコネン　マクラーレン・メルセデス　Ｍ　32．063遅れ
４　Ｒ・シューマッハ　トヨタ　Ｍ　53．272遅れ
５　Ｐ・デ・ラ・ロサ　マクラーレン・メルセデス　Ｍ　1’04．988遅れ
６　Ｍ・ウェバー　ウィリアムズ・ＢＭＷ　Ｍ　1’14．701遅れ
７　Ｆ・マッサ　ザウバー・ペトロナス　Ｍ　1周遅れ
８　Ｄ・クルサード　レッドブル・コスワース　M　1周遅れ
９　Ｒ・バリチェロ　フェラーリ　Ｂ　1周遅れ
10　Ｔ・モンテイロ　ジョーダン・トヨタ　Ｂ　2周遅れ
11　Ｊ・ヴィルヌーヴ　ザウバー・ペトロナス　Ｍ　3周遅れ
12　Ｐ・フリーザッハー　ミナルディ・コスワース　B 3周遅れ
13　Ｃ・アルバース　ミナルディ・コスワース　Ｂ　4周遅れ
(以下リタイア)
Ｊ・バトン　ＢＡＲ・ホンダ　Ｍ　46周(ギアボックス)
佐藤琢磨　ＢＡＲ・ホンダ　Ｍ　27周(ブレーキ)
Ｎ・ハイドフェルト　ウィリアムズ・ＢＭＷ　Ｍ　25周(エンジン)
Ｍ・シューマッハ　フェラーリ　Ｂ　12周(油圧)
Ｇ・フィジケラ　ルノー　Ｍ　4周(エンジン)
Ｎ・カーティケヤン　ジョーダン・トヨタ　Ｂ　2周(メカニカル)
Ｃ・クリエン　レッドブル・コスワース　Ｍ　0周(ＤＮＳ)