久々に「歌の大辞テン」を見てみる。

久々にこの番組をきちんと見たのですが今週は昭和44年のランキングと現在平成16年6月のランキングをやっていました。
びっくりした。驚愕。
昭和44年という30年以上前の古い歌なのに、ほとんど全部知っているしきちんと唄えたりするんですが。いしだあゆみピンキーとキラーズ奥村チヨ内山田洋とクールファイブ和田アキ子ドリフターズ水前寺清子ザ・キングトーンズ、黒猫のタンゴ・・・他20位までの歌、全部知っていますが、何か?それだけその時代の歌が日本国民ほぼ全員に支持されていたって言う結果なのかもしれない、ほとんどスタンダードとなるべき親しみやすさも持っているし何より解りやすいよね。一度聞いただけで覚えてもらえる解りやすさ。その頃の時代背景って言うのもあったのかもしれませんね。歌っていうか、歌謡曲が国民の娯楽のひとつとして確実に君臨していた時代の話。その歌の価値って言うのが今現在よりも全然違っていた頃の時代の話。昔の時代のミリオンセラーっていったらそれこそ子供から年寄りまでほぼみんなが知っているような感じがあったと思われるが、今の時代今のアーティストが100万枚売ったとしても果たしてどれだけの人たちがその歌の事を知っているというのだろうか、その辺の価値が違うかと。そういう事を考えると今週流れた現在平成16年6月のチャートを彩る様々なアーティストたち。彼らには悪いがほぼ確実に1年もしないうちに忘れ去られてしまうような薄っぺらい歌たち・・・そういうのが依然として毎日毎日様々な形で垂れ流されていると思うとゾッとするねぇ。
チャートが総てじゃない、とは言うものの発売から2週や3週間もしないで20位圏外に落ちてしまう、もしくは現在20位内にすら登場出来ないハロプロ勢の歌っていうのも、どうよ!?