佐藤琢磨、F1アメリカグランプリ3位入賞!!

ここのところの台風の接近も手伝って急激に暑くなってきて日記に取り組もうっていうテンションも下がりっぱなしな今日この頃。幕張では(私は現地に行っていないので何ともいえないが恐らく多分)エアコンをガンガンに効かせても効かないような大盛況の中、モー娘。たちが中心となって「熱っちぃ地球を冷ますんだっ文化祭」なるものが行われていた模様。「エコ」がテーマだっていうのにエアコンをガンガンと効かせるとはこれ如何に。まぁ参加された方は楽しかったようなので良かったですか。ご苦労様。エコモニ。は確かにこれで終わりとはちょっともったいないような気もしたが。
そんな中、アメリカのインディアナポリスも熱かった。ここ日本(っていうかうち)は深夜、暑すぎてとてもじゃないが寝られそうになかったのでムクムクと起きだして、最初録画して後から見ようと思っていたのですがどうやらリアルで見て正解だったようだ。ちょっと今眠いっすけど。
F1アメリカグランプリ、予選3位からスタートしたBARホンダ佐藤琢磨選手は最終的には見事3位表彰台を獲得。これは90年日本グランプリ鈴木亜久里選手の3位表彰台以来の14年振りだそうだ。おめでとう。
しかし今回の琢磨選手の表彰台は亜久里選手の当時の表彰台の価値とは訳が違う。当時の日本グランプリでは第1コーナー、セナとプロストがまさかの因縁のクラッシュ、ベルガーもスピン、ウィリアムズも振るわずベテランがどんどんリタイアしていくなかでの所謂「棚ぼた」入賞だったのだが、今回のはまさに自力で常に全力で走って勝ち取った表彰台といっても過言じゃないだろうか。セーフティーカー導入時、なぜチームはそこでピットインさせなかったのか。ルーティーンの規則正しいピットインしかさせてあげられなかったのか、そういうところチームはもっと柔軟に対処出来なかったのか、などと突っ込みどころはいろいろあるのだが、それにしたってピットイン後いったん順位を落とすのですがそこからの追い上げにはシビレタ。クルサードフィジケラパニスハイドフェルドなどの一癖あるドライバーたちをスッとパスしていく様子など本当に手に汗握った。トゥルーリとのコースオフの時はちょっとまたヤバいかと思ったが何事もなくてよかった。そして最後の10周あたりになって依然として攻め続ける琢磨のマシンに対して今度は「エンジン壊れないでくれよー?」と祈るばかり。バトンがギアボックスかなにかでリタイアしているので同様の症状が出ないとも限らないし気が気ではなかったが無事に最後まで攻めの姿勢を崩さずフィニッシュまで持っていく事が出来た。この表彰台を切っ掛けに佐藤琢磨、一皮剥けたといっても過言じゃないだろうか。
ラルフ・シューマッハ、あのクラッシュで大事に至らなかったのは不幸中の幸い。逆方向を向いたマシンから覗くヘルメットのバイザーを開けたままのラルフの表情は伺い知れなかったがクラッシュしたマシンからなかなか出てこなかったのでかなりハラハラ、背中の痛みを訴えただけで骨折や外傷はない模様。ひとまず安心。
解せないのはやはりフェラーリシューマッハバリチェロのランデブー走行。ひょっとしたらバリチェロシューマッハを抜きたくて仕方なかったのかもしれない。それをシューマッハフェラーリナンバ−1ドライバーの立場を使ってわざとスローダウンしてバリチェロを弄んでいた?そんな風に見えて仕方なかったのだが、それを考えるとバリチェロ哀れだなぁと思ったり思わなかったり・・・。シューマッハ、この分だと夏頃にはワールドチャンピオンになっちゃいそうなのでそうしたらバリチェロにもチャンスが巡ってくるかもね。嗚呼・・・。
ほかにもトヨタパニスが5位入賞、そしてミナルディのバウムガルトナーが8位フィニッシュ、ミナルディにとっても2年振りとなる貴重な1ポイントをゲットしたのでした。こういう混乱のレースの中きっちり完走出来ていればミナルディは強いね(???)