「佐藤琢磨の真実」「ル・マン24時間レース」

F1カナダグランプリ。予選17番手、実際の決勝では万全を期してのエンジン交換後のピットスタートを選択。しかし10番手まで上がる健闘を見せながらもまたもやエンジンブローにてリタイヤ、これで3戦連続エンジンブロー。それ以外にも琢磨のマシンにのみエンジンブローやトラブルが付きまとう。琢磨のドライバーとしての資質が問われる所だがしかし真実は以下の通りだ。

■真価問われるホンダ 3戦連続リタイアの佐藤
 目に映ったのはまたしても白煙を噴き上げるマシンだった。佐藤は3戦連続でエンジンが故障しリタイア。いつもはレース後に気持ちを切り替える男が、表情を曇らせて「残念ですね」と繰り返した。 万全を期して臨んだはずだった。このレースからホンダ関係者が「パワーより信頼性に重点を置いた」と話す新型エンジンを投入。この日の決勝前にエンジンを交換し、ピットスタートを選択したのも完走を目指した戦略だった。
 同僚で同じマシンに乗るバトンは今季全戦で完走している。2人の詳細なデータを比べ、唯一違ったのがシフトダウン時の回転数だった。しかも佐藤の方が低く、一般的にはエンジンにやさしい運転。それを高める努力もしたというが結果は変わらなかった。
 前戦はリタイアながら「経験のない2位争いができたから、僕のベストレース」と話していた佐藤に、表彰台へ向けた高い壁が立ちはだかる。「とにかく原因を調べないと」。F1は技術者を含めたチームスポーツ。BARホンダの真価が問われている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/motor/f1/column/200406/at00001047.html

しかし個人的にいちばんヤバいと思うのはバリチェロのほうじゃないか。なぜシューマッハの後ろについていて抜けない!?完全にクリップにも付いているのに抜けないっていうか抜く気がないのか・・・。ペースが上がらないシューマッハなんか抜いちゃえよ。いくらフェラーリの管理下に置かれているからって、これレーサーとして完全に終わっているだろ。骨抜きにされたな。例えばシーズンのトータルを考えて走っているのだとしたら実に嘆かわしい。こっちは戦略だとかチームの裏事情なんか知りたくもない。ただ、レースが見たいんだ。バトルが見たいんだ。それだけ。
ル・マン24時間レースでは日本人ドライバー荒聖治を含むチーム郷(アウディR8)が優勝。91年のマツダ以来の日本チームの優勝となり、荒聖治は95年の関谷正徳以来の日本人ル・マン制覇を成し遂げた・・・ということが、ここ日本では全然話題にすらなっていない。例年テレビ朝日系列で行われていたテレビ中継が今年は無かった事、それに加えて新聞も休刊日と言う事も手伝ってかほとんど報道されずじまい。近年のル・マンにはほとんど関心も無かったが、でも地上波で放送があれば見るには見たよ。毎年の風物詩の様なものだし。しかしこのような快挙が報道すらされないなんて実にもったいない。